正月です。田村さん家に、もはや住んでいるは、明けるまでそこで生活し、
明けてから家へ帰って寝て、新年を祝ってから三木の元へ行きます。
三木ヱ門の方は新年の祝いがすみ、くつろいでいる時に、
が来て、明けましておめでとうと言うより、行こうか、三木と言います。
正月に買い物をすることは、学園に入った前も後もやっていたので、
もはや慣わしのようにと三木は二人で、外へ出かけて行きましたそんなお話。
【お買い物に行こう〜正月編〜】
「あ〜人多い。ここってこんなに人いたんだって、気づくのもこの日だよね」
「確かにな、おい。そんなに食べると、おせちが入らなくなるぞ」
「うーなんで、田村家のおせちは昼からなんだろう?」
「普通だろう?」
「うちんちは、朝からだったよ。朝食べて昼食べて夜食べてを三日間続ける」
「そんなに量があるのか。お前の家」
「いや、なくなった部分を足していく、わんこそば状態。一番人気は黒豆」
「だから、最初に黒豆を凄いスピードで食べていくのか。
僕は、だてまきが好きだ」
「だてまき!!あんな甘ったるくて、おなか壊すものよく好きだよね。
うちんちはみんな嫌いだから、だてまきなくて変わりに甘い卵焼きになってるよ!!
三木、へーん。」
「・・・・・・お前だって、年越し蕎麦を、年越す前に食べるのどうにかしろよ。
おかしいだろう。ただの蕎麦じゃん。蕎麦」
「・・・・・・三木だって、蕎麦を年越し蕎麦に、次の日の夜も年越し蕎麦食べて、
どんだけ好きだよ。お前って状態やめれば。おかしいよ」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「やめるか」
「うん、不毛すぎる。この会話」
「あーそういえば、三木ってお汁粉派?お雑煮派?」
「お雑煮」
「お、一緒だ」
「だけど、僕だけだから、田村家はお汁粉」
「それも、一緒。だから、隠れてお雑煮作った。後で食べにきてもいいよ」
「分かった」
「お年玉とか、いくら貰った?」
「あー前と同じ、は」
「・・・・・・今年も、不毛なお年玉を貰った。誰か知らない男の写真がたくさんだよ」
「・・・・・・ほら。。これやるよ」
「・・・・・・・!!!」
「デブ○ューピーだ」
「流石だ。三木、よく私の欲しいものわかってる。毎年、毎年どうも。
ほい、これ私から」
「・・・・・・・!!!!」
「照星さんのサインとなんかの火薬」
「年々、つぼを押さえ始めたな。」
「あーお腹すいた。そろそろ全部買い終わったかな?」
「ん。あ、その荷物こっちとあわせて」
「あわせて、なんで私の荷物を重くするんだ!!三木持ってよ」
「ヤダ。ほれ、。そろそろおせちだ。早く帰ろう」
「ちょっと、三木ってば、ずるい。片方持ってってば」
あははははと、二人笑う姿を、お参りに誘おうと集まっていた4年生は見ていた。
伸ばされた手はそのままで、ふるふると震えながらタカ丸は呟いた。
「ねぇ、誰か言ってあげて、贈りものを贈りあう日が正月じゃないって。
っていうかなんてバカップル?!確実に周りに円が出来てるよ。
どういうこと?ねぇ、滝くんどういうこと?」
「わ、私に聞かれても、お、おい。喜八郎。待て」
「離して、滝。私もおせち食べたい」
は、田村家に住んでいますが、三箇日はおせちを食べに家に帰ります。
そして、正月の昼は田村家のおせちをつまむために、
朝、田村家の買出しを手伝います。
そんな毎年の恒例行事に、今年は異色が混じりました。
「・・・ちょっと、綾部くん。少し自重しよう。黒豆とかそんなレベルじゃなくて、
喰う量減らそうか?」
「すいません。すいません。喜八郎!!もう、やめろ。喰いすぎだ」
「らって、おいふぃ」
「喰うのを止めろと言っているんだ!!この、箸を置け!!」
「、お前んちのおせち持ってこい。増える奴」
「あー、確かにあれなら軽く30人前はあるから大丈夫だけど、
いいの、三木。だてまき、卵焼きだけど」
「!!!!」
2010・1・1
【リク9段。ネタをネタで被せました。正月ネタで買い物。ほのぼのと甘い感じが・・・・・
出ているはず。喜んでいただければ、幸いです。主人公は黒豆を喜八郎と争いました】