【諦めることができたなら】


は残酷なほど優しいから。


この思いは叶わない。
でも、愛している。


苦しくて悲しくて嫉妬で狂いそうになっても、
捨てることが出来ない。


が愛しい。ただそれだけ。
たった一つの気持ちがすべてを押さえてる。


のどこが気に入ったといわれれば、
分からない。

いつの間にか惹かれて好きになって愛しているに変化した。
理由が必要ならば、運命だろうか?
いや、運命という言葉で全てを語ることは出来ない。

そもそももし運命なら、は私を愛していてくれただろう。
けど、彼女が愛したのは違う人で。
そして、私の間違えでなければ・・・・・・その人物は生きている限り会わないだろう。
彼女が何を考えここにいるか。

そして彼女が全てを終わらせたとき。
彼女はどうするだろうか。

は、地位や名声、金すべてに興味がない。
悲しいことにはまだ自分の命にさえ興味がない。

少しづつ変わってきている。
間に合えばいい。
間に合わせてみせる。


にいつか我が運命の宿敵を
愛している
から
愛していた
に変えらせてみせる。


この思いは叶わない。







今は。