シンデレラ?
かなりキャラが崩れます。
「シンデレラ!!ちゃんと掃除しろっていっただろうが!」
「はん。私を顎でつかうなんざ百年早い。
仮面を外して町を歩けん変質者になぜ私が使われなくてはならないのだ?」
「うるさい。お前の性格改善のためにやってやるんだ。
それとも何かお前はそんなことすら出来んのか?」
「それでやる阿呆はいないだろう。しかもそんなことも自分ではなく
人にやらそうとするところが女々しい。」
「おやおや。黎深。掃除やってくれなかったのかい?」
「兄上〜!すぐさまやります」
「すまないね。大丈夫かい?」
「いえ。ありがとうございます」
「邵可様。黄尚書様。」
「どうかしたか。絳攸」
「それが招待状が届いたんです。お城から」
「お城から?」
「・・・・・・どうします?」
「三人で行こう。黎深には絶対くれぐれも教えるな!!」
「はい。前のとき凄かったですしね」
「ああ邵可様がいたからまだましだったが、
藍三兄弟と喧嘩し始めたときは大変な被害だった」
「しかもがあっちにいたときなんて。邵可様も混じって」
「「はぁ〜〜〜」」
「此の頃なんか隠していると思ったが、甘いな。
私にかかればこんな縄簡単に解ける。ふん別に行かなくてもかわまないけどな」
「願い事を叶えてあげるわ。」
「(し、秀麗!!!!なぜここに。超絶可愛い!!)誰だい君は?」
「私は魔法使い秀麗よ!お城へ行きたいんでしょ?」
「(連れ去ってしまいたいほど可愛い。)その通りだ。助けてくれるなんて、君はとても優しいね」
「(悪寒?風邪かしら。早く帰らなくちゃ。)照れるわね。じゃ貴方の願い叶えてあげる」
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「平和だな」
「そうだな。平和だ」
「やはりあの三姉妹?と母親に三通だけ送ったのが良かったようだね」
「たしかに乱闘騒ぎは良くない。それにしても楸瑛何気に似合ってるな」
「・・・・・・それは誘っているのかな。我が王子?」
「愚兄その4。に触るな。この男に隙をみせるな。みせたら孕まれると思え」
「孕んだら、私が責任を持つよ。そしたらこのくだらない催しもやらなくていいだろう?」
「何をぬかすか。死んで来い。いや馬鹿は死んでも直らないようだ。
一遍改造されてこい。愚兄その1、2、3が呼んでるぞ」
「・・・・・・しょうがないねここは引くけど龍蓮。ちゃんと王子を守るんだよ?
(敵にみすみす奪われるような真似はするな。)」
「そんなこと分かってる」
「おや?・・・どうやら招かざる客が来たようだ。」
「・・・・・・龍蓮私はどうすればいいと思う?」
「の思いのままに進めばいいと思うが、物語通りに行かせたくない」
「というか、叔父上がよく承諾したものだ」
「・・・・・・やはり今からでも配役を変えよう。そうだ。
私を選べばいいじゃないか!!喧嘩にはならないし一石二鳥だ」
「喧嘩にならない以外の利益がよく分からないが龍蓮がそれでいいなら、いいか」
「では私の魂の伴侶になってくれるのか?」
「それで「何言ってるんだ。藍家の小僧が」」
「叔父上。落ち着いて」
「大体お前がここにいるのが悪いんだ。なんでここでしかもこいつらに囲まれてるんだ!!」
「・・・・・・作者の陰謀」
「お前は何時だってそうだ。流れに身を任しておまえ自身は自分の生き方を選ぼうとしない」
「・・・・・・」
「それ以上は、言うことを許さない。」
「はん。お前だって分かっているんだろう?いくら何をいようとこいつは選ばない。
こんな舞踊会にかこつけて嫁を探そうとしても、変わらない」
「そうだな。叔父上の言うとおりだ。だが、私は王子だ」
「お前に選ばれたものは、不幸だ」
「だからこそ、何回行っても見つからない。おかげで永遠の舞踊会などひねくれられている」
不幸だ。だってお前は無意識に人を惹きこむ。けどお前は一生手に入らない。
お前はずっと一人を愛し続ける。愛し合うことは出来ない。
私の名前は、灰かむり。グレーゾーンに生きる私なら。
唯一お前の傍にいることができる。
「おまえなんて好きじゃない。だが嫁が?がいないって言うならなってやってもいいぞ」