僕なりに君が何なのか
考えてみた
けど答えが出ない
それが君が僕に与えたモノ
君は僕を呼ぶ
僕は君を見ないことにした
君は僕を呼ぶ
僕は君を殴った
君は僕を呼ぶ
僕はしぶしぶ君を見た
ちょうど良い温度とちょうど良い香りに
ちょうど良い甘さの広がるカップケーキを口にして
僕は問いかけた
最大の謎
「キミは僕のどこがいいの」
君は答えた
「強いところです」
嘘つきだよね
「先輩はなかなか私のことを好きになってくれませんね」
「嫌いだからね」
「そうですか。じゃもっと頑張ります」
「馬鹿でしょ」
そういって僕はふいと顔をそらすことしかできなかった
君が言ったことを罵倒して、
そして
気付いていてしまったんだ
君は
僕を
だからどうしたのいうのか
その答えがどうしてこんなにも自分を乱すのか
そして
僕が本当に必要とされていた人物が僕の前に現れた
君は笑う
彼女も笑う
双子だというのにまったく違う笑みになぜだか凄い消失感を覚える
彼女は本物で
君が偽物だといっているようなものでそれが
最終確認だった
君は
僕を
だからどうしたのいうのか
この答えが僕を壊していく
君は自分のこと弱いなんていって馬鹿だっていって
そんなの
全部嘘だよ
君が僕に言った全ては全部嘘
君は僕を好きではない。
2008・7・30