「つまりだ。お前はなにが言いたいんだ?」

「だーかーら、衆道が女を好きになる方法だよ」

「は?」

こいつは、賢いが時々馬鹿だ。天才とか言われているけど天才と馬鹿は紙一重と言うなら、
今のコイツは馬鹿だ。せっかく人がこんなに噛み砕いていっていると言うのに。

「ことを細かく話せ」

チっ。と舌打ちが出る。どうにか理解しようとすればいいのに。
しかし、この問題は私のあまりない知恵でやろうとしても無駄なので、
人としては案外賢いこの男から知恵を搾り出すことにした。

ことの始まりは、そうだ。私が追試で、一緒の追試仲間である伊作と勉強をしていた所からだ。

「もう、無理頭痛い。補習受ける。そっちのほうが早い」

「だ、駄目だよ。。それ前やって愛ちゃんに叱られたんだろう?
それにまだ一刻も経ってないよ早すぎ」

もう止めて出て行こうとする私を慌てて止めて彼から言われた愛という言葉で止まる。

「・・・・・・伊作、頭痛の薬はあるか」

「うん」

と、にこやかに薬箱を広げる彼に頭痛は痛くなるばかりだし、
本はめんどくさくて分かりにくい言葉ばかりで連なっていた。
しかし保健委員を長い間務めていただけあって、
彼の薬は良く効き頭痛もなくなりさらさらと文字を書き連ねていき、
夜もそろそろ暗くなり、明日の追試はどうやらギリギリ大丈夫そうだ
と思ったところでお開きとなったのだが、
くの一の長屋へ帰り風呂に入り、一応最後に確認だけしとくかと紙を開けば、

「・・・・・・間違えた。これ伊作のだ」

そして、いい子な私は、彼に本を帰しに行ったのだが。




「行ったのだが?でどうした」


「ふむ。時に仙蔵。お前は友人が衆道であっても、差別はしないほうだったか?」


「・・・・・・いい。刻銘に言わなくていい。今のでお前が言わんとしていることが分かった」

「そうか、私はちゃんとその最中の彼らに「伊作本はどこだ?私のと違っていたぞ」と言ったまで
言うのかと思っていたが」

「お前・・・・・・友人が衆道であったことに少しくらい戸惑いを見せろ」

頭に手をあてて考え込んでいる仙蔵を鼻で笑った。

「ふん、種族が同じならまだ容認範囲だ。ああ、種族違いは萌えるっていっていた奴もいるし、
ふむ。恋は異なものと、言うわけだ。受け入れろ。仙蔵」

ポンと肩を叩けば、お前にそんなことを言われる日が
こようとはと色々容量オーバーした彼は思った。

「ということは、伊作と留三郎があ、そういう関係であるのと、お前が寝不足なわけはなんだ?
容認できるのだろう?」

「ああ、実は愛が伊作を好きなのだ」

「・・・・・・・待て、なんていった?」

「だから、愛が伊作を好きなのだ」

とうとう仙蔵はうなだれた。
容量がオーバーヒートしたらしい。私は暇なので、彼をつついて遊んでいたが、
それもつまらなくなったので、部屋を物色していれば、一つの本を見つけた。

「・・・・・・これだ!!よし、仙蔵お前はためになった後はゆっくり休め!!」


二つを引き裂くのは、一つの強力な異物。
別に友人達の恋が悪いものだとは思っていない。ただ、私にとって一番は愛なのだから、
彼らの恋を引き裂いて彼女が幸せであればいいとそれだけしか考えていなかった。
人の心が簡単なものだと馬鹿な少女は考えてしまった。
しかも、面倒なことに少女は馬鹿であったけれど純粋な力だけは有り余るほど持っていたので、
彼女はその力で、自らの願いを叶えた。
彼女は、苦手な本を読み愛以上の人が惹かれる女性を探したけれど、
人でおらずそれは神の産物だったので、彼女は神に頼んだ。

「「天女」一人よこせ」

そして、天から降ってきた、綺麗で美しく性格も悪くない少女にみんな心奪われた。
伊作以外の男はみんな虜になった。そういう風に頼んだから。
後は、そこを愛が狙うだけ。にんまりと笑う。全ては、彼女の思う通り。
元悪魔である彼女がしでかしたことに善も悪もない。













2009・12・16